奄美の「鶏飯(けいはん)」 西 ひろみ

2014年06月04日

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奄美の郷土料理と言えば
山羊汁や豚味噌、油ぞうめんなどなど
いろいろありますが

私が大好きなのは「鶏飯(けいはん)」

初めて食べたのは仕事での奄美出張の祭でした

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鶏飯発祥の店である「みなとや」の鶏飯は
昭和天皇も愛した味なんだそうです

鶏のささみ、椎茸、錦糸卵、パパイヤの漬物、みかんの皮などを

アツアツのご飯にのせ
鶏ガラスープをたっぷりとかけていただく
お茶漬けのようなものです

私の出身地「徳之島」には無い
奄美の郷土料理なんですが
鶏ガラスープの香りは
故郷を思い出させてくれます

 

この「鶏飯」には
ちょっと悲しい歴史背景があります

奄美は昔
薩摩藩の厳しい支配下にあり
サトウキビを栽培して黒砂糖を作り年貢として島津藩に収めていたそうです
葉の一枚、茎の一本までも役人の監視の目が光っていたと聞きます
自由のない苦しい生活だったのでしょうね

でも、島の人たちは、
本土からやってくる島津のお役人たちのために
鶏をつぶし、
できる限りのもてなしをしたと言われています

素朴な島の人たちの思いと
少しでも役人の気持ちを和らげようとする思い
「鶏飯」は
そんな思いが込められた料理でもあるんです

 

島の人たちの思いが詰まった「鶏飯」
ぜひみなさんも
鹿児島で味わってくださいね

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西家の鶏飯のレシピは→こちら

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