「かごしま映画ものがたり」          長野泰英

2015年01月01日

みなさん、新年あけましておめでとうございます。

昨年WEBドラマ「かごしま物語」が始まり、鹿児島でも初の試みと言ってもいい連続ドラマ番組にスタッフ、キャスト切磋琢磨しながらやって参りました。今年は物語もセカンドシーズンに入ります。また新たな気持ちで展開していきたいと思っておりますので応援よろしくお願い申し上げます。

このドラマの持つ意味として鹿児島での映像制作のジャンルにドラマという分野を開拓するひとつの機会でもあり、ビジネスとしても確立していかなければならないターニングポイントでもあるのです。

さて、話変わって2015年は太平洋戦争が終わって70年の年です。もう70年。

否、まだ70年前まで地球上の西も東も北も南も戦争をやっていました。

悲惨な戦争を風化させては人間は再び同じ過ちを犯すことになります。

戦争は決してやってはいけない行為であります。しかし、戦争における関係や作戦行動を切り離してみると戦争とは人間ならではの知能をフルに使った最高の行為でもあります。

わたしも戦争映画をよく見ますが、反戦映画とは別に様々な作戦を描く戦争映画にはとても興味深いものがあります。

日本が太平洋戦争(大東亜戦争)に突入した1941年(昭和16年)、日本軍がハワイの真珠湾を奇襲したことは皆さんよくご存知と思いますが、その訓練が鹿児島で行われていたことは歴史の授業でもあまり教わったことはないはずです。

錦江湾は真珠湾と地形がよく似ており、桜島をフォード島に似せて停泊中のアメリカ艦船奇襲攻撃の訓練が行われました。

その訓練から奇襲までを描いたドラマの未発表シナリオがあります。

それが「桜島(やま)は見ていた。真珠湾一九四一・十二月八日」(脚本・長野泰英)です。

戦争のドラマや映画というと戦争に苦しめられる庶民や敗戦までを描くものが過半数ですがこのドラマは日本が大東亜戦争に入るまでを背景に、鹿児島で訓練を続けるある若い戦闘機搭乗員を主役に軍上層部の戦争突入までの苦悩と葛藤、作戦行動を大スケールで描いています。

人は生きていくうえでそれは戦争であり、人間関係はすべて作戦で成り立っていると思っています。それをこの作品はテーマにしています。

これは私が長年温めている企画で願わくば終戦70年の機会に作れたらと思っていましたが戦争ものは人も物もお金もかかるジャンルでなかなか容易に出来るものではありません。しかし、このドラマは日本人が必要とするドラマだと思っています。また、このドラマは鹿児島で鹿児島人の手で完成させたいドラマなのです。

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