「かごしま映画ものがたり」       長野泰英

2014年12月01日

みなさん、おやっとさぁです。

去る11月に大俳優が逝ってしまいました。

高倉健さんです。

高倉健さんと鹿児島といえば映画「ホタル」2001年東映作品ですね。

「鉄道員(ぽっぽや)」の降旗康男監督とタッグを組んだ人間ドラマです。

特攻隊の生き残りである鹿児島に住む漁師が昭和の終焉に直面し、病の妻と旅にでるお話し。

当時、健さんが鹿児島に来るというんで大変なニュースになったのを記憶しています。写真は当時報道機関に配布された資料と撮影部分のシナリオです。

今回は高倉健さんの話ではく役者について、「俳優」の話です。

平成に入ってから映画ドラマ界は大きく変貌してきました。

人気者重視で“俳優”をキャスティングしなくなってきました。

テレビは低予算のお笑い芸人中心のバラエティやクイズ番組、旅番組に走り、ドラマはイケメンやアイドルを起用した視聴率至上主義がもろに反映されたものばかり、映画に至っては個室で繰り広げられるスリラーものが増えました。そんな映像界の悲劇的現状を打開するには真の俳優を育てるしかないのかもしれません。

確かに昔は映画会社が俳優を雇い、育てていたことが名優や傑作を生んでいたともいえます。スタジオ制度が消滅した今、俳優も独学で這い上がらなくてはなりません。誰も教えてくれない、否、教えられる先輩が次々に居なくなっていっているのです。高倉健さんもその一人ではないでしょうか。

健さんのような俳優、というより健さんと同等に活躍できる俳優が居ないことは日本映画ドラマ界の悲劇です。

 写真

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