「第64回妙円寺詣り行事大会・妙円寺詣りフェスタ2014」 西郷隆夫

2014年10月25日

今年も三大行事の一つである、妙円寺詣りが10月25日(土)に開催されます。

鹿児島市内から日置市伊集院町までの約20キロの道のりを歩いて参拝する鹿児島の伝統行事です。

平成5年からは、多くの方々に参加して頂くために、毎年10月の第4土・日曜日に「妙円寺詣り

及び「妙円寺詣り行事大会」を開催しています。

徳重神社境内の弓道競技をはじめ6競技及び武者行列・太鼓踊り・生花・茶道等が行われます。

伊集院の徳重神社の祭神、島津氏第17代大守島津義弘公は、1600年、今の岐阜県にある濃州関ヶ原の戦いで豊臣方として徳川方と勇戦奮闘しました。しかし、徳川方が優勢となり、退陣を余儀なくされました。その際、島津軍は、大胆にも敵陣の中央を突破して、養老及び鈴鹿山脈の険を越え、ついに堺の港から無事故郷薩摩に帰ることができました。この行事は、その間の言語に絶する艱難辛苦のあとを偲び、その剛勇を慕って、いつからともなく、鹿児島城下の武士たちが関ヶ原合戦の前夜にあたる9月14日に、鹿児島・伊集院間往復40キロを甲冑に身を固め、夜を徹して義弘公の菩提寺妙円寺(現在は徳重神社=同神社は、明治二年の廃仏毀釈で妙円寺が廃寺され、其の跡に同年建立された神社です。その後妙円寺は明治十三年に復興しています。)に参拝したことに始まる行事であります。

平和な時も油断なく、非常時に備え武を敬い重んじる気性と質実剛健をもってあらゆる艱難辛苦に耐え抜く精神を養成するのに格好の行事として、明治・大正・昭和・平成と受け継がれて参りました。

戦後、軍国主義的色彩があると云われ、一方戦禍や刀狩りによって甲冑や刀剣が不足するなど一時衰退しましたが、数年後復活し年々隆盛の傾向にあります。

また、当日は甲冑に身を固めた勇壮な武者行列の他、市内を代表する民俗芸能などが披露され県内各地から多くの人が訪れます。

私は西郷隆盛の学舎であった二松学舎から今年は参加いたします。

皆様方、是非日置市の「妙円寺詣り」及び「妙円寺詣り行事大会」に参加ください。

 

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