「かごしま映画ものがたり」  長野泰英

2014年10月01日

みなさん、おやっとさぁです。

今回は映画そのものの話ではなく、戦争映画=敗戦=特攻=鹿児島という図式があることを言いたいと思います。

鹿児島には戦時中、特攻基地が点在していたことはご周知のこと。

知覧しかり鹿屋しかり。

特攻が始まって次々に出撃していくんだけれども、トータル的に引き返してきた特攻機が全体の半分以上いたらしい。

特に戦争も終盤に向かう頃は、九州なんかも敵の爆撃で基地という基地が破壊されて滑走路は穴だらけになってるわけです。

帰ってきた特攻機は着陸する場所が無くて、夜も灯火管制で真っ暗で、そうなると降りられなくなった特攻機は燃料が切れて近くの山や海に墜落してしまう。

特攻機のほとんどはそれで帰ってこないことが大半だったらしい。

実際に敵艦に突っ込んでいったなんてのは100機中1機も無い割合だったそうな。

そんな作戦にもならない特攻をかけて日本は果たしてあの戦争には勝ったのだろうか?科学を無視して精神論ばかりだったから日本軍は間違いなく負けていた。

特攻を描いた映画が必ず描くのは知覧や鹿屋から飛び立つ特攻機とその搭乗員の心理である。しかし、描かれない裏の面もあったことは紛れもない真実である。特攻は悲劇ではあるが戦争そのものが悲劇である。しかし、戦争は人間の究極のドラマを生む最高の素材である。

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