「ドイツ人」   エガミヒロアキ

2014年09月09日

先日ドイツに行ってきた

あんな遠くへ行くなんて絶対ないと思っていたのだが

これが意外に「ヒョイ」と行けたのだ    世界は狭くなったもんだな

普段生活している中で、ふとドイツに想いを馳せる人間はそういないだろう

 

山形屋の黄札市とか、桜島の灰とか、靴下をどっちから履くとか

そんな事を考えるのが普通で

「メルケル首相は、いまごろ何してんのかなー」とか考える奴は

それは完全に変態である       ・・・話が逸れた

 

何故、いきなりドイツの話になったかというと、先ず行って感じた現地の空気感である

・・・鹿児島に似ているのだ    

桜島っぽい火山もないし、街は歴史のある建物だらけでとてもオシャレさん

でも、そこに住んでいるドイツ人の気質や暮らしの雰囲気に触れていると

全然ヨーロッパにいる感じがしない   なんだか異常に馴染みやすいのだ

 

理由そのいち  おっちゃんたちは基本、酒豪    外で大声で飲んでは男祭り開催

 

 

 

 

理由そのに   家ではかーちゃんのほうが強い    女性は明るくよく働く 

理由そのさん  生活が地味で質実剛健    地域の結束が強い

理由そのよん  市電が走っている   しかも軌道敷内が緑化

・・・簡単に言うとこんなところだが、驚いたことがもうひとつ

今回ちょっと思うところがあり、鹿児島から食材を持ち込んでみた

黒糖、豚骨、きびなご、さつまあげ、かるかん(プレーン)など

一般のご家庭にお邪魔する機会があったので、食べてもらおうと思ったのだ

しかし幾ら日本食がブームだといっても、奴らから見ればすべてが謎の食材

正直、あんまりウケないだろうなーと予測していた俺の意に反して

皿に盛り付けて出してみたら、全員が 「ウマイ」 とおっしゃる

 

 

 

 

きびなごなんぞは、完全な惨敗を覚悟していたのだが

いちばん皆で奪い合って食べていた    その光景をじっと眺めていた俺の脳裏に 

「ドイツ人 みな 兄弟」 の文字が浮かんだのは言うまでもない

 

帰り際にそこの主が 「またすぐに きびなごフィッシュ持ってきてくれ!」 と握手をせがむ

しっかりと手を握り返し 「おーけー ダンケシェーン!」 と笑顔で応える俺

清々しい気分で帰路につき・・・・       だがちょっと待てよ

「またすぐに」 といっても、つぎの飛行機代貯めるまでにどれくらいかかるんだ・・・

 

「まってろよ、ドイツ人  10年後にまた行くぜ」 そう心に誓った俺は鹿児島に戻り

きびなごかじりながらイタリア旅行を目論んでいる

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