「かごしま映画ものがたり」第4回  長野泰英

2014年09月01日

みなさん、おやっとさぁです。

8月は広島土砂災害をはじめ日本各地で水害が多発しました。

初めて耳にした「まさ土」も鹿児島の「シラス」と同じ性質といわれています。

私たちの鹿児島もいつどこで甚大な土砂災害が起こるか知れない。気を付けたいですね。

そんなシラス台地の鹿児島を舞台に土砂災害の脅威を背景に男と女の愛のドラマを描いた映画があります。

それが1952年東宝配給の「南国の肌」です。

監督はあの「ゴジラ」シリーズの本多猪四郎。本作は「ゴジラ」(54)制作される2年前の作品です。

物語は毎年台風被害の多い九州は鹿児島でシラスと呼ばれる火山灰地で新しい農村を築こうとする青年研究所員の恋と友情、村人との対立などが描かれます。

出演は伊豆肇、藤田泰子、志村喬など。

残念ながらソフト化されておらずなかなか見る機会が少ない作品ですが戦後(という表現も今や風化されています)昭和26年の鹿児島が見られる貴重な映画でもあります。日本は戦争放棄の為に毎年のように戦記映画は作られているのにこういった自然災害が多い国であるにもかかわらず災害を扱った作品が本当に少ないです。私たち人間に警鐘を鳴らし日頃から危機感を持つためには災害映画は作られるべきと思います。桜島も両刃の剣で我が町のシンボルであり観光の拠点である反面いつ壊滅的な被害を出すか知れない活火山という驚異の山でもあるのです。

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