「忘れてはいけないこと」があるから    尾上 朋子

2014年07月24日

蒼空

[蒼空(そうくう)
~空どこまでも蒼く~
 

平成26年8月15日(金) 
リナシティかのやホール
開演時間 午後6時30分~
観劇料前売り 2500円 /当日 3000円
演激集団 INDIGO PLANTS

お問い合わせ リナシティかのや
TEL 0994-35-1001

 

 

先月のブログにて、高校時代の英語は[赤点]だったと申しました。

そして、日本史は校内実力テストで100点満点中3点という実力を持つ者です。
しかも、とても最悪なタイミングで。

でも、そのお話は今回の話とは関係ないのでいつかまた機会がありましたら
ということで、さっくり省略いたします。

それくらい日本史が苦手な私は、長い間過去を振り返らずに生きてきました。
特に[戦争]に関しては、なぜだか暗黙の了解よろしく完全にタブー視して生きてきました。

4年前に大崎町のくにの松原キャンプ場の堀之内氏と出会わせて頂き
[地域おこしに必要不可欠な地元の歴史を掘り起こしてみよう]ということで
選んだテーマが「古墳」と「戦跡」でした。
人生において一番苦手なものを調べることとなりました。

まずもって、海軍と陸軍の違いから分からない私は「神風特攻隊」と聞くと「知覧」と答えるありさまでした。
昨年の4月に鹿児島市で開催された「永遠の0]の作者である百田尚樹氏の講演会で
鹿児島県人の方から
「特攻と言ったら知覧なのに、なぜ百田さんは鹿屋を舞台に選ばれたのですか?」
という質問があがりました。
多くの方が賛同を表して、うんうんと頷いていました。

その質問に対して百田さんは
「神風特別攻撃隊は海軍の攻撃隊です。
その当時、1271名もの若者が海軍基地のある鹿屋・串良から神風特攻隊として飛び立ちました。
陸軍基地のあった知覧からは436名。こちらは陸軍特攻隊です。
けして数字を競うことではありませんが、零戦という飛行機は海軍の飛行機なのです。
その特攻隊が最も多く飛び立っていった鹿屋のことを知っている日本人がどれくらいいるのでしょう?
鹿児島に住んでいらっしゃるあなたたちでさえご存じない。
でも、それが、今の日本なんです。」
とおっしゃいました。
(↑猫ほどの記憶力の持ち主である私のざっくりとした要約です)

私も戦跡を調べていなければ同じような疑問を持ったと思います。
それくらい「無知」だったのです。
いいえ。
「無関心」だったのです。

「無関心」
なんと残酷な行為。

「平和」をテーマにすると多くの方が賛同しやすいのに、
「戦争」をテーマにすると、とたんに腫れもの扱いをしてしまう。
この風潮ってなんなのでしょう?
しかし、かつての私がそうでした。
私にとって「戦争」は「怖い」「嫌い」「二度とあってはいけないもの」でした。
怖いから、嫌いだから、私の知らない過去の世界だから、
きっとこれから先 もう 二度と起こりはしないだろう。と
あえて見て見ぬふりをして無関心で
「戦争」を遠ざけて生きてきました。
この地でたった70年前に起きていた事であるにもかかわらず。

私のようにi戦争を全く知らない世代に突入し、今年で戦後69年目を迎えます。

私たちのおじいちゃんたちが駆け抜けたあの暑い夏の日、
今一度戦争とは何か
「特攻」とはいったい何だったのか
を考えてみることは
この国に生まれたものとしての責務でもあろうと思います。

そんな鹿屋海軍基地から零戦に乗り飛び立った神風特別攻撃隊の若者たちを描いた舞台が
リナシティかのや にて8月15日(金)に開催されます。
劇団は関東を拠点に活動している
演激集団INDIGO PLANTS
[蒼空(そうくう)~空どこまでも蒼く~]
開場時間 午後6時~   開演時間 午後6時30分~
前売り 2500円 / 当日 3000円
お問い合わせ リナシティかのや TEL 0994-35-1001

※その他の{蒼空}公演日程
8月3日(日)曽於市
場所:鹿児島県曽於市末吉総合センター
開演時間:14:00~

8月10日(日)肝付町
場所:鹿児島県肝付町文化センター
開演時間:15:00~
お問い合わせ等は各会場にて

私も家族全員で観に行きます。
子ども達に「無関心」ではなく
歴史に興味を持ち
触れていく場面を与えることが
大人としての責任ではないでしょうか。

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