かごしま映画ものがたり 第2回

2014年07月01日

みなさん、おやっとさぁです。

WEBドラマ「かごしま物語」の演出を担当している長野泰英です。

毎月1日は鹿児島を題材にした映画やドラマをフューチャーする「かごしま映画ものがたり」をお送り致しております。

今回は「映画館」についてです。

一か所の映画館に複数のスクリーンを備えたシネコンがあたり前の時代になりました。消費者の志向の変化により映画館も様変わりしていきました。

その昔、昭和三十年から五十年前後にかけて鹿児島市だけでも二十館程の劇場、市外も数館あり、さかのぼれば鹿児島の映画館は大正時代に始まったと言われます。「鹿児島座」「メリー座」「帝国座」等々その時代から天文館に映画館が集中し娯楽の中心地であったそうです。特に昭和三十年代は黄金期といわれ映画は娯楽の王様だったわけですが、時代は進み今日では娯楽の多様化で映画を映画館で見る人(特に若者)が少なくなっているといいます。映画を供給する側つまり制作する人と配給興行する人、そして需要の側である観客、ひいては映画ファンをもっと増やしていかなければなりません。シネコンの存在は時代の流れで相応であると思います。それに加えて個性のある映画館づくりも必要と考えます。とはいえ逆行するように全国でも単館と言われる映画館が閉鎖され続けていることは事実残念なことですがただ、映画というメディアはこの世から無くはならないと信じています。鹿児島でももっと映画を誘致し、生産し、公開していかなければなりません。

文明の進化とはあるいは両刃の剣。

半年もすればDVDになってお茶の間で自由に観られる御時世、今やレンタルやソフト販売のマーケット無しでは考えられない映画産業。

逆説であるけれども映画の在り方として映画をつくる側がその映画館だけでしか見られない、そのご当地でしか見られない作品をつくるのもあっていいかと。かつてレンタルビデオが普及した頃映画館でもないテレビでもないレンタルビデオでしか見られない映画「オリジナルビデオ映画(あるいはVシネマ)」が席巻した時のように。

これもひとつの回答として言えることかもしれません。

 (画像は昭和45ねん8月8日南日本新聞映画広告欄より)

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