「ふと思うこと・・・」  堀之内裕行

2014年06月30日

みなさん、こんにちわ

 先日東京に行ったのですが、みなさんご存じのように「人が多い」。あたりまえのことですが・・・。さらに地下鉄を使ってJRを使って、本当に便利な街ですが、何故か足が痛い、そりゃ精力的に都内を営業さんのように回ると地下鉄の接続駅だけでも歩く歩く歩く。そして人に紛れて歩き回る。

 3日も居ると何故か「帰りたくなる」衝動に襲われる。しきりにゆっくりできるスペースを探してしまう、駅前のオープンカフェ、公園のベンチ・・・、そう鹿児島にいると気づかなかったけど、どこにでもあると思っていた「ゆっくり感」が都会には少ないなと、ふと外に目をやると緑がいっぱい、澄み切った青空、どこにでもいるスズメ、都会にはなかったなぁ、喧騒に包まれて滞在期間中は気づかなかったが、帰ってくるとほっとする。「おかえりなさい」

 今の時期になると子スズメがじゃれあって空中戦みたく取っ組み合いをしている光景に出くわす。子スズメはクチバシの端が黄色い。あたりまえの風景なんですが、ボンヤリ風景を見ていると何気ない新しい発見がある。今まで知っていたことが再確認される瞬間、「そりゃそうだ」と自分で納得する。

 年に数回忙しくなるとすべてをおっ放り出して渓流に魚釣りに出かける。暇なときには思いつきもしないのですが、忙しくなると決まって行きたくなる。車で小一時間走ると誰もいない渓流があり、ひんやりした空気と静寂がある。誰からか夕間詰めがいいと聞いて夕方にかけて行くのですが手元の細いテグスが薄暗くなって結べなくなるまで釣りに興じる。TS3C0261

 そういえば鹿児島弁で「テゲテゲ」というフレーズがあります。「テゲテゲ」翻訳すると「適当に」なんですが、芋の収穫体験をやってる時に、仕事でやってるわけでもないのですが朝から暗くなるまでやってるときに、農業は「ボッボッ、テゲテゲせんにゃいかんどな」と手伝いに来てくださった農家のお婆ちゃんが言った時に、あっこれだ、シャカリキに生きちゃいけない「テゲテゲ、ボッボッ」。鹿児島らしい表現だなぁと。このときはじめて、「テゲテゲ」に「いい加減な」というニュアンスが強いと思っていたのですが「適度に」という意味があることに気づきました。

 雪は年に数回しか降らないけれど、年中程よく暖かく、どこにいっても温泉だらけ、鹿児島県南の島々に行くと限りなく透明なブルーの海、日本百名山には韓国・開聞・宮之浦と三座、錦江湾は海のような大きなカルデラの痕跡、いつでもどこでも自然に癒してもらえる。「テゲテゲ仕事をして、ボッボッ自然と向き合える」ちょうど暮らしていくのにいいところなのかもしれない。

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