「恩返し」からの~『恩送り』  尾上朋子

2014年10月13日

日本一明るくのんきな崖っぷち笑店街に 生息しております。

豊栄ひっとべ会を立ち上げた時、
{どうすればメンバー同士が仲良くなれるのか?}
という問題に対して、以前こちらで紹介しましたように
祖母の「たらいの水」の話をして
「自分の店が大事なのはよく分かる。
けれど自分の店の事ばかり思っていたから
今の商店街の状況にあるのではないだろうか?
ならば、今までと少し違う行動をしてみませんか?
例えば、今まで[10]の思いを自分の店に対して注いでいたとしたら、
[1]を隣の人の店の事を思ってあげましょうよ。
もちろん自分のお店の事は[9]しか思いがなくなるかもしれない。
でも、
[1]は必ず巡って自分のとこへ 帰ってきますよ」
と提案しました。

最初は戸惑っていた店主達も
意味を理解して自分のお店の常連客に他店の紹介を
するようになりました。

はじめのうちは、ぎこちなかった店主たちが
会を重ねるにつれ、お互いの「人となり」を知り、
「店主達」という垣根を越えて、仲間になり、友達になっていくと
本心から仲間の店の紹介ができるようになり
共に喜び、共に悲しみ、分け合える仲になりました。

本当の意味でお客様の共有です。
お陰で、新規のお客様が増えて皆で感謝し合っています。

こういう状態のことをなんて表せばいいのだろう?
とふと思い、今まで「因果応報」などと呼んでいました。

ところが先日
 『恩送り』という言葉を聞きました。

「恩返し」は言葉のとおりに恩を受けた人に返すことですが
『恩送り』とは、
恩を与えてくれた方に返すのではなく、その恩をほかの方に返す。
ということらしいです。
まさしく それだ!!
と納得してしまいました。

思い起こせば、感謝してもし尽くせないほどの恩を
私に下さった方々は
「なにかお返しをしたい」と言う私に
「それだけ喜んでくれて嬉しいよ。
その喜びや、私に返したいという恩は
今度はあなたが誰かに渡してあげてね。」
という方ばかりだったのです。
ホームステイのママさんしかり、
今私の周りにいらっしゃる素晴らしい先輩方しかり。

誰かに頂いた『恩』を別の誰かに渡していく。
『恩』の連鎖反応が起きる。

本当に、なんて素晴らしい言葉なんでしょう!!

私も
「恩返し ? ううん。恩送りしちゃって~」
とサラリと言える大人になりたいです

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